今こそ知っておきたい!シロアリ駆除の正しい知識と実践法

はじめに
見えないところで静かに家をむしばむ「シロアリ」。その存在に気づいたときには、すでに床が沈んでいた、柱がスカスカだったという例も少なくありません。
この記事では、「シロアリ 駆除」に関する基本知識から、見逃しやすい初期サイン、そして具体的な対処法までを、丁寧にわかりやすく解説します。
ご自宅の安全と資産価値を守るために、まずは“知る”ことから始めてみませんか?
なぜシロアリ駆除が必要?
暮らしに潜む静かな脅威
1.目立たないからこそ恐ろしい
シロアリは非常に目立たない存在です。しかし、その静かな加害によって、家の土台や柱をボロボロにしてしまうことがある恐ろしい虫です。
最大の問題は、被害に「気づきにくい」こと。多くの方が、「まさかうちに限って…」と思っている間に、被害が進行してしまうのです。
2.見えないうちに進行する被害
シロアリは暗く湿った場所を好み、床下や壁の中、浴室やトイレ付近など、人目につきにくい場所に生息します。ただし、発生場所はケースによってさまざまです。
シロアリは家の柱や土台、梁などの構造材を食べ進め、外見からは分からないうちに建物の強度を大きく損なっていきます。
また、気密性が高く湿気がこもりやすい建物は、シロアリにとって好都合な環境です。そのため木造住宅に限らず注意が必要です。
3.保険適用外の落とし穴
さらに恐ろしいのが、保険の対象外であること。住宅火災保険や地震保険では、シロアリによる損害はカバーされないのが一般的です。つまり、被害が出てしまった場合の修繕費は全額自己負担となることがほとんどです。
新築であっても安全とは言い切れません。防蟻処理の仕様、建物の構造と状況経過、あるいは周辺環境に問題があるというケースも多々あります。
4.身近に潜む侵入経路
庭に置いたままの木材や段ボール、放置された植木鉢の下、庭の切り株、杭や冬囲いの材木など、身近なところからシロアリは侵入してきます。これらがきっかけで床下に巣を作り、被害が始まることもあります。
つまり、シロアリ被害は「見えないから怖い」「気づかないうちに進む」からこそ、早期対策と定期点検が非常に大切なのです。
駆除だけでなく、予防も含めて日頃から意識を持つことが、家を長く守るカギになります。
シロアリの特徴と
見逃しやすいサインを知ろう
1.シロアリの生態と生息環境
効果的にシロアリ駆除を行うには、まず敵を知ることが大切です。
シロアリという名前から、アリの仲間だと思われがちですが、実際はゴキブリに近い昆虫で、特徴も大きく異なります。
彼らは体が白く柔らかいのが特徴で、日光や乾燥を嫌い、基本的には暗く湿った場所を好んで生息します。一匹一匹はとても小さく、木材の内部を静かに食い進め、気づかないうちに構造をボロボロにしてしまいます。
2.ヤマトシロアリ・イエシロアリの活動時期とコロニー構造
日本には「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」という代表的な種類がいますが、寒冷地ではヤマトシロアリが主に見られます。
ヤマトシロアリは特に湿気を好み、春先から秋にかけて活発に活動します。
彼らは「コロニー」と呼ばれる巣を作り、働きアリ、兵隊アリ、女王アリといった階級に分かれて社会性を持って生活しています。
ひとつのコロニーには数千から数万匹のシロアリが生息し、働きアリが木材を食べて巣を維持しています。
3.羽アリ群飛&蟻道で見抜く!シロアリ発見の鉄板サイン
羽アリとして飛び立つ群飛の時期も、シロアリ発見の手がかりです。羽アリが室内や窓際で多数見つかった場合、その周辺にシロアリの巣がある可能性が高く、早急な対応が必要です。
「蟻道(ぎどう)」と呼ばれる土でできた通路が家の基礎部分にできている場合も、シロアリの存在を示す重要なサインです。この蟻道を壊すと中からシロアリが出てくることもあり、発見した際はむやみに壊さず、専門業者に連絡するのが安心です。
4.床の軋み・壁紙剥がれ… 見逃せないシロアリ被害の初期症状
床の軋みやたわみ、ドアの建てつけが悪くなる、畳やフローリングが浮く、壁紙がはがれるといった小さな変化も見逃してはいけません。これらはすべて、内部で木材が食べられていることで起こる可能性があります。
こうしたサインに日常的に気づけるかどうかが、被害の拡大を防ぐ分かれ道になります。
「たぶん気のせい」ではなく、「ちょっと変だな?」と思ったら、すぐに確認・相談する姿勢が大切です。
自分でやる?プロに頼む?
駆除の方法と選び方
シロアリ駆除を考えたとき、まず思い浮かぶのが「自分でやるか」「業者に頼むか」という選択です。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、状況に応じた判断が求められます。
1.市販グッズでできる対策と限界:効果とリスクを正しく知る
市販の駆除用品を使って自分で対策をする方法は、費用を抑えられるという点で魅力的です。
スプレータイプの薬剤や、地中に設置する毒餌(ベイト)など、最近では一般向けの商品も充実しています。軽度な被害や予防的な使用であれば、一定の効果が見込めます。
ただし、問題なのは「本当にそれだけで済むのか?」ということです。シロアリの巣は地中深くや壁の内側にある場合が多く、表面だけを処理しても、女王アリが生き残っていれば再発する可能性が高いです。
また、自分で床下や屋根裏に入り込むのは危険も伴います。安全性を考えると、専門業者に依頼した方が確実性が高く、精神的にも安心できます。
2.専門業者による駆除の流れと費用相場・施工方法の種類
専門業者に依頼する場合は、まず現地調査が行われ、被害の範囲や深刻度を確認した上で適切な施工方法が提案されます。
主な施工方法には、床下の主に土面に「土壌処理」、木部に直接塗布する「木材処理」、毒餌を設置して巣ごと根絶を狙う「ベイト工法」などがあります。
また、施工後には保証期間が設けられることが多く、一定期間内に再発した場合の再施工が無料で対応されるケースもあります。
費用は一般的に10万円〜30万円程度と幅がありますが、被害の広さや住宅の構造によって変動します。
3.駆除は見積もり比較と信頼できる業者選びがカギ
いずれの場合でも、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。
価格だけでなく、対応の丁寧さや施工後のサポート体制なども比較することで、より安心して依頼できるパートナーを見つけられます。
なお、東北環境消毒有限会社でも、事前の調査・見積もりから、施工、アフターサポートまで一貫して対応しています。 地域密着だからこそできる柔軟な対応と、長年の実績を活かした提案が可能です。
「どこに頼めばいいかわからない」と迷う前に、まずは相談してみることから始めてみてはいかがでしょうか?
家のタイプ別に見る
シロアリ対策のポイント
1.戸建て住宅のシロアリ対策
まず戸建て住宅の場合、床下の湿度や通気性が対策の要になります。特に木造住宅では、床下が湿っているとシロアリの繁殖にとって理想的な環境となってしまいます。
対策としては、床下に防湿シートを敷いたり、換気口のまわりに障害物を置かないようにするなど、湿気を溜めない工夫が重要です。
また、基礎のひび割れや配管まわりからシロアリが侵入するケースもあるため、定期的な点検が欠かせません。
庭に置きっぱなしの木材や段ボール、使わなくなった植木鉢なども要注意です。こうしたものにシロアリが住みつき、そこから建物内に侵入してくることがあります。
定期的な片付けも、大きな予防効果につながります。
2.集合住宅のシロアリ対策
一方、集合住宅においては、自分で対策できる範囲が限られています。共用部分は管理組合や大家さんの管理下にあるため、異変を感じたら早めに連絡し、点検を依頼する必要があります。
特に1階部分の住戸では、地面との接点が多いため注意が必要です。ベランダに木製のウッドデッキを置いていたり、植木鉢を多く並べている場合などは、湿気がこもりやすく、シロアリの侵入経路となる可能性があります。
また、コンクリート造であっても油断は禁物です。シロアリはコンクリートの隙間や水漏れ箇所からでも侵入できるため、見えないところで被害が進んでしまうこともあります。
どんな住宅であっても、共通して言えるのは「湿気と木材の組み合わせを減らすこと」が最大の予防であるということ。小さなことの積み重ねが、長期的な安心につながっていきます。
駆除だけじゃない!
長期的な予防と点検のすすめ
シロアリ対策でもっとも大切なのは、「駆除より予防」という視点です。シロアリが発生してから対処するのではなく、そもそも寄せつけない環境をつくることが、家を守るうえで最も効果的です。
1.今すぐできる予防対策と防蟻処理の重要性
まず取り組みやすいのが、湿気対策です。床下の換気口まわりを塞がない、排水が溜まらないようにする、家の周囲に不要な木材を置かない、これらはすぐに始められる対策です。
さらに、建築時やリフォーム時に防蟻処理を行うことで、シロアリの侵入を物理的に防ぐことができます。 薬剤による土壌処理や木材への塗布は、5〜10年ほど効果が持続するものもあり、定期的な施工が望まれます。
2.モニタリング型シロアリ予防と定期点検のすすめ
また、近年注目されているのが「モニタリング型」の予防対策です。
あらかじめ地面にベイト(毒餌)を設置し、シロアリが近づいた段階で早期に発見するというもの。 被害が出る前に対応できる点が大きなメリットです。
定期的な点検も忘れてはいけません。少なくとも年に1回は、床下の状態を確認したり、蟻道がないかチェックする習慣をつけることが大切です。
3.点検記録が資産価値を守る!シロアリ対策は継続がカギ
点検結果は記録として残しておきましょう。将来的なリフォームや売却時にも、きちんとメンテナンスをしていた住宅であることを証明できるので、資産価値の維持にもつながります。
「うちは大丈夫」ではなく、「大丈夫な状態を維持する」という考え方が、シロアリ対策では重要です。
日々のちょっとした工夫と習慣が、住まいの未来を守る大きな力になります。
4.自然素材で安全・持続するシロアリ予防
ホウ酸は自然由来の防蟻成分で、シロアリを含む害虫に作用し、人やペットには安全です。体内にホウ酸が入ったシロアリは代謝機能が阻害され、やがて死滅するという仕組みです。揮発せず木材に深く浸透するため、効果が長期間続きます。
また、カビや腐朽菌も抑えられ、木材自体、ひいては住宅全体の寿命を延ばす予防策としても有効です。
東北環境消毒有限会社では、ホウ酸処理を活用した長期的な住まいの保護もご提案しています。
まとめ
シロアリは目に見えないところで、静かに確実に私たちの住まいをむしばんでいく存在です。だからこそ、正しい知識と適切な対策が必要不可欠です。
被害を未然に防ぐためには、日頃からの予防意識と定期点検がカギとなります。 住宅の価値や家族の安心を守るためにも、早めの行動を心がけましょう。
東北環境消毒有限会社では、地域に密着したシロアリ駆除・予防サービスを提供しています。お気軽にご相談ください。










